食の瞑想

食するものが「すべてご馳走になる」

 

御馳走 - ウィクショナリー日本語版 (wiktionary.org)

ご馳走の語源は?

もともと馳走とは走りまわること。

用意のために走り回ることから

「もてなし」、また食材を集めることから食事、

さらにそれをを振舞う意味になった。

のちに丁寧を表す接頭語がついて「

ごちそう」が定着した。

馳走する人や、する相手をうやまっていう。

御馳走 - ウィクショナリー日本語版 (wiktionary.org)

 

ひとくち

口にするたびに

このひとくちに関わったであろう人を

想いながら、噛みしめながら

食べます。

 

例えば、

『ごはん』

これが私に届くまで

お水でといて、お水で炊飯器で炊きました。

お水に関わった人を想像します。

炊飯器に関わった人を想像します。

電気で炊いたので

電気に関わった人を想像します。

お店で買いました。

お店に届くまでに関わった人を想像します。

お米にするまでに関わった人を想像します。

お米を作った人を想像します。

お米の種を作った人を想像します。

それに携わるすべての事を想像して

そしてそれに携わる人すべてを想像します。

 

お米を入れていた袋だったり

その袋のデザインだったり

それを印刷する人・・・

 

どんどん、膨らんでいきます。

 

どれだけの人が関わっているのか

想像すると

『ごはん』ひとつだけでも

「ご馳走」と思えてきます。

 

わたしの食は、

たくさんの人との

つながりで出来ている

噛みしめながら

「ありがとう」

そして

「ごちそうさまでした」